
国連のターク人権高等弁務官は10日の記者会見で、レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラとイスラエル軍の交戦を巡り、双方の国際法違反の有無を調査するチームを近くレバノンに派遣すると発表した。
この調査チームは、交戦が再開した3月2日以降の状況を対象とし、現地で詳細な情報や証拠の収集に当たる方針だ。
ターク氏は記者会見で、民間人への攻撃や過剰な武力行使の疑いがあるとして、両勢力の行為を国際人道法の観点から精査する必要性を強調した。
レバノン保健省によると、交戦再開後のレバノン側死者は3600人を超え、その多くが市民であることが確認されている。
国連は長年、中東地域での停戦促進と人権保護に努めており、今回の調査結果が今後の和平プロセスへ影響を与える可能性もある。